本日、2022年9月16日の仮想通貨相場分析をしていきます。ポイントは以下の3つです。
- 値動きのないビットコイン
- TheMerge後に下落したイーサリアム
- FTXのイーサリアム売り板
それぞれ解説していくよ!
値動きのないビットコイン
ビットコインは、9/13にCPIの影響を受け22,000ドル→20,000ドルに下落してから、目立った値動きをしていません。
OIやCVDのデータを見ても、大した動きがなく、方向性が無いことが分かります。
昨日(9/15)にイーサリアムのTheMergeアップデートがあり、どちらかというとイーサリアムをトレードする人の方が多かったため、ビットコインは放置気味にされていたのだと思います。
TheMergeアップデートも完了したため、値動きがあるとしたらこれからなのかな、と思っているところです。
(みんなイーサリアムに夢中・・・)
TheMerge後に下落したイーサリアム
昨日(9/15)、イーサリアムのTheMergeアップデートが完了しました。
データを見ると、TheMerge当日の朝09:00過ぎからStableOIが急激に積まれ始めました。その後、TheMergeが完了した16:00頃から、ショートの決済が発生し、積まれたOIが消化され始めました。
そして、09:00過ぎから積まれたOIが空っぽになった時点でショートカバーは一旦落ち着き、1,660ドルあたりを天井にして価格が下落しました。
その後は1,580ドルあたりをヨコヨコしていましたが、23:00頃に一気に現物が投げ売られ、価格は1,450ドルほどまで急落しました。
(TheMergeが終わって、みんな現物いらなくなったのかな・・・)
FTXのイーサリアム売り板
先ほど、「イーサリアムはTheMerge終了後に1,660ドルあたりを天井にして価格下落」といいましたが、実はその価格下落の際、FTXで厚い売り板が出ていました。
画像の黄色く光っている部分が、売り板の厚い部分です。1,660ドルから落ち始めた瞬間に1,640~1,660ドルあたりに売り板が敷かれています。
また、現在は1,500ドルの手前に厚い売り板が敷かれている状況です。
1,660ドル付近に厚い売り板が敷かれてから下落したこともあり、1,500ドル手前に厚い売り板が敷かれている今、この売り板は重要視していく必要があると思っています。
(すごい売り板だ・・・)
まとめ
イーサリアムのTheMergeも終わり、仮想通貨相場に大きな影響を与えるイベントもひとまずなくなりました。
直近ではビットコインは目立った値動きもOI増加もないですし、イーサリアムも下落によってかなりのOIが消化された状況です。
まさに「一旦落ち着いた」という状況だと思うので、とりあえずは、ここから各種データがどのように動いていくのかみていきたいと思っています。
以上だよ!