本日、2022年9月8日の仮想通貨相場分析をしていきます。ポイントは以下の3つです。
- 米国株式指数のリバに反応するビットコイン
- 空っぽになったビットコインのOI
- 各取引所の現物買い
それぞれ解説していくよ!
米国株式指数のリバに反応するビットコイン
米国株式指数のリバに反応して仮想通貨も上昇をしました。
下落からの戻り方を見ると、ビットコインよりもイーサリアムのほうが強いことがわかります。
今日は米国株式の開場付近の時間帯(21:00以降)で指標の発表があるので大きく相場が動く可能性があります。
仮想通貨のポジションを組む時は米国株式指標の動きに引きづられる可能性を加味してチャートを見なければならないと思っています。
(指標の時は無理に触らない…!)
空っぽになったビットコインのOI
これはビットコインの各種データをチャートに表したものです。2つ目のOIのチャートを見てください。
ピンクのラインが引いてありますが、昨日の下落から増え始めたOIがまたピンクのラインまで戻ってきたのが分かります。
つまり、下落から積まれたOIが消化されたことを意味しています。
これはイーサリアムの各種データをチャートに表したものです。2つ目のOIのチャートを見てください。
イーサリアムではガクッとOIが減っており、ビットコインと同様にOIが消化されていることがわかります。
つまり、昨日までビットコインとイーサリアム両方でOIが積まれてきていたものの、それがショートカバーでどちらも消化されてしまった、ということです。
これは、価格が上昇する燃料も、下落する燃料もなく方向感がないということだと考えています。
短期的にOIが溜まれば、どちらかに方向感が出ると考えているので、ここは様子を見ていきたいところです。
(燃料待ち…!)
各取引所の現物買い
ビットコイン(BTC)
こちらは、ビットコインの現物価格とCVD(※)のチャートです。
チャートを見ると、昨日の下落時にCoinbaseで現物が買われているほか、Binanceでも現物が買われていることがわかります。
CVD(Cumlative Volume Delta)とは成り買い、成り売りの差分の累積を出しているインジケーター
9/7の相場分析でも書きましたが、Coinebaseでは8月下旬からずっと現物が買われ続けています。
イーサリアム(ETH)
こちらは、イーサリアムの現物価格とCVDのチャートです。
BinanceとCoinbaseで強く現物が買われ、FTXで売られています。
Binanceでの買われ方が特徴的で、一気に現物が買われたことが分かるかと思います。
ビットコインとイーサリアムの現物の買われ方を比較すると、イーサリアムのほうが強く買われているような印象を受けました。
やはり今のイーサリアムは強いかもしれませんね。安易にショートするのは怖い相場です。
(イーサリアム強い…!)
まとめ
ビットコインもイーサリアムも、どちらも燃料はなく、方向感もないと思っています。
なので、燃料が溜まるまではポジションを持つ必要もないのかなと考えています。
加えて、今日は米株指標の発表もあるので、ひとまずは静観していきたいです。
以上だよ!