本日、2022年9月9日の仮想通貨相場分析をしていきます。ポイントは以下の3つです。
- 米国株式指数の今後の影響力
- 急激に積まれたビットコインのOI
- Binanceの現物買い
それぞれ解説していくよ!
米国株式指数の今後の影響力
これは、米国株式指数と仮想通貨の相関を表したチャートです。
昨夜22:30頃、指標発表があり米国株式指数は荒れに荒れまくりました。
一方でビットコイン、イーサリアムともにそこまで影響を強く受けていませんでした。
もしかしたら米国株式指数の影響力が少し弱まっているのかもしれないと考えています。
明日から週末に入り米国市場が閉場し連動しなくなります。
この土日、仮想通貨単体で動くことになるので、どう動くのか注視していきたいです。
(土日わくわく…!)
急激に積まれたビットコインのOI
これはビットコインとイーサリアムのチャートです。
価格の上昇とともに、OIが急増しています。
イーサリアムとビットコインのOIの積まれ方を見ると、ビットコインのほうが比較的OIが積まれていることがわかります。
ビットコインの方に資金が流れていっているのを感じますね。
イーサリアムのマージ直前になかなか面白い相場になってきました。
また、この急騰がある前に、BinanceとDeribitで急激にOIが積まれているタイミングがあります。
OIが急激に積まれているのに価格はヨコヨコ。
なにかここで仕込まれていた可能性が高いと感じました。
今後はDeribitにも注目してチャートを見ていきたいですね。
(燃料はパンパン…!)
Binanceの現物買い
これはビットコインのCVDチャート(*)です。
AggregatedのCVD(取引所のCVDの合計)では4Kほど現物が買われているいますが、BinanceのCVDを見てみると同じくほぼ4kほどのCVDの上昇です。
CVD(Cumlative Volume Delta)とは成り買い、成り売りの差分の累積を出しているインジケーター
つまりこの現物買いのほとんどがBinanceによるものだということがわかります。
(イケイケなBinance…!)
まとめ
急激にOIが積まれ、現物も買われ、昨日とガラリと環境が変わってイケイケ相場になりました。
強強相場にトレンド転換した可能性もあるので、ショートをする場合は慎重に相場を見極めなきゃなと思います。
一旦このOIが抜けるまでは下には落ちにくいと考えているので、OIの増減に注視してチャートを見ていく予定です。
土日、どういった動きをするのか楽しみです!
以上です!